オリーブオイル クレンジング

食用オリーブオイルでメイク落としはできる!

長年、オリーブクレンジングオイルを愛用している私。
そして、それと同時に長年、気になっていたことがあります。

 

「もしかして、食用のオリーブオイルでもメイク落としできるのでは?!」

 

 

でもって先日、
ちょうどクレンジングオイルがなくなったので、
キッチンのオリーブオイルを出してきて、思い切ってメイク落とししてみたのです。

 

今回使用したオリーブオイルはこちら!

 

 

結果、
食用のオリーブオイルで・・・
メイク落としできました!

 

しかもかなり洗浄力が高かった!

 

もちろん、
あのパスタを美味しく炒めるあのオリーブオイルですよ。

 

じゃぁ、もうクレンジング!
食用オリーブオイルでいいじゃん!!!

 

って思いますよね?

 

いやいや、
そううまくは行かないのが世の常。

 

何点か、クレンジングとしては使えない問題点があったのです。
今回は、食用オリーブオイルをメイク落としとして使ってみたレビューと、私がおすすめしたいオリーブクレンジングオイルをご紹介いたします。

 

食用オリーブオイルでメイク落としする方法

メイクがよく落ちるのに、クレンジングとしては問題ありのオリーブオイル。
それを語る前に、今回私が行ったクレンジングの方法をご紹介しましょう。
基本的にはオイルクレンジングのやり方で行いました。

 

@濡れていない手にオリーブオイルを垂らす
A顔につけてクルクル伸ばす
Bいったん手で乳化させ、顔に伸ばす
C水で流す
D石鹸でダブル洗顔
Eもう一度石鹸で洗う(油分が落ちきらなかったので)

 

Bの乳化ですが、オリーブオイルは洗顔用のクレンジングオイルのようには乳化できませんでした…。
水で一切流れないかと思ってましたが、思いのほか流れました。

 

しかし、
まさかこのオイルと水との親和性が惨事を呼ぶとは・・・

 

食用オリーブオイルクレンジングの問題点

使用してみてわかった問題点ですが、何がダメだったっかといいますと、

  1. オリーブオイルが強烈に目に染みる
  2. 一回の石鹸の洗顔では落ちない
  3. 洗面台や風呂の床が油でベトべトに

の3点が大問題でした。

 

オリーブオイルクレンジングの問題点@

かなりオリーブオイルが目に染みる

ものすごく・・・目に染みました!
かなり痛くて、目が開けられず、メイクが落ちているかどうかも確認できないという・・・
(水で流して無理やり目を開けたらキレイにアイメイクは落ちてました)

 

使用した後、2日間ぐらい目の痛みが取れませんでした。

 

オリーブオイルクレンジングの問題点A

1回の石鹸洗顔では落ちない

これは予想できましたが、ダブル洗顔どころかトリプル洗顔が必要です…。
しかし、2回も石鹸で洗っても、それほど肌はつっぱりませんでした。

 

オリーブオイルクレンジングの問題点B

洗面台や風呂の床が油でベトべトに

以前、ワセリンクレンジングも試したのですが、ワセリンは水で一切流れないので、油分が床に落ちることもなかったのですが、
オリーブオイルはワセリンより水との親和性があるようで思いの外、水で流れます。
そのせいで、風呂の床が油でベトベト、つるんつるんに!

 

考えてみればお料理した後のフライパン状態です。。

 

 

お陰で風呂で滑りバランスを崩し腕をぶつけました。
結局・・・
クレンジング後、床掃除までする羽目になってしまいました…。

 

次の日、ネット注文していたいつものオリーブクレンジングオイルが届いたので使用したら、なんて快適快適♪
やはりいくら洗浄力が高くても、残念ながら使い勝手が悪いと長くは使えませんね…。

 

食用オリーブオイルでのクレンジングのメリット

散々問題点を書き、おすすめできないと断言しましたが、
良いなと思った所もあります。

 

オリーブオイルでメイク落としするメリット1 

高い洗浄力

濃いアイメイクや毛穴の中のファンデーションもスルスルと馴染んで落ちました。
その辺のクレンジングオイルよりメイク落ちについては上です。

 

オリーブオイルでメイク落としするメリット2 

洗顔後のしっとり感

2回も石鹸であらったというのに、洗い上がりはしっとり。
かといって、化粧水をはじくといったこともなかったです。
冬でしたが、朝の粉吹きもなかったです!
乾燥肌の人にはこのクレンジング方法、良いかもしれません。

 

 

オリーブオイルでメイク落としするメリット3 

安い

エキストラバージンオイルでも、500mlで700円ほど。
かたや、私が普段買っているオリーブクレンジングオイルは150mlで1500円
食用油は、なんとまぁお安い♪

 

オリーブオイルでメイク落としするメリット4 

合成成分が一切入っていないオリーブオイル100%

合成成分が一切入っていない超自然派のクレンジングとも言えますので、無添加にこだわる方には、究極のクレンジングオイルかもしれません。

 

問題点で上げたオリーブオイルが水で流すとベタベタするところは、ティッシュで拭き取りにすれば良いかもしれません。
工夫次第によっては、まだまだ可能性は感じますね。

 

食用オリーブオイルとクレンジング用オリーブオイルの違い

オリーブオイルは、オリーブの生の果肉から果汁を磨り潰して絞り、遠心分離機にかけて分離することでオイルになります。
オレイン酸を比較的多く含み、他の食用の油脂に比べて酸化されにくく固まりにくい性質があります。

 

このオレイン酸、オリーブオイルの主成分で、約70%を占めます。
オレイン酸はヒトの皮脂の約40%を占める成分とも言われていて、このことから肌に馴染みやすく、化粧品やシャンプーなどに配合されることもよくあります。

 

 

では、クレンジング用のオリーブオイルは、食用と何がちがうのでしょうか?

 

一番大きな違いは、オイルの精製方法・精製度です。
精製度が違うと何が違うのでしょうか?

 

美容用オイル・クレンジング用オリーブオイル

肌につけるために精製されており、不純物をできるだけ取り除いた状態です。
分子量も小さく、スルスルとなめらかな触感です。

食用オリーブオイル

食べるために精製されているため、不純物を取り除くことには重きをおいていません。
分子量も大きいままなので、ベタベタした感じになります。
よりオリーブらしい味や香りを残すためには、純粋な油分以外の不純物が多く含まれるのは仕方ないことです。

 

ここで、ひとつ納得!
オリーブオイルクレンジング最中、目に入ったときめちゃくちゃしみたのはこの不純物が原因なのかもしれません。
見た目にはオイルは透明でしたが、超細かい果肉でも入っていたのかもしれませんね。

 

クレンジング用のオリーブオイルは、オイル自体の精製度の違いの他に、
オイルを水に流れやすくするために添加物である界面活性剤や、
油を酸化しにくくするための酸化防止剤、感触を良くするためのエモリエント剤防腐剤などが、配合されています。

 

オリーブオイルは食べてよし、塗ってよしと、美容に良いとよく言われますが、
だからといって食用のものをそのまま皮膚に使用するのは難しいようです。
実際、クレンジングとして使ってみても、さまざまな面で使いにくかったです。

 

オリーブオイルクレンジングの口コミ

ここまではあくまで私個人の感想ですので、他にオリーブオイルクレンジングを試した方々の声も聞いてみました。

 

オリーブオイルクレンジングの口コミ@

『食用オリーブオイルでもメイクは落ちるの?』

 

方法/
小さじ半分くらいを両掌であっためてからクルクル顔に塗り、3?4分マッサージし、その後軽くぬるま湯でながしてから、洗顔石鹸を使ってダブル洗顔。

 

コメント/
食用オリーブオイルの瓶にほんの少しだけ残ったオイル。
料理に使うには少なすぎるし、捨てるには勿体ないしで、思いついたのがメイク落とし。
化粧用のオリーブオイルでのクレンジングは以前やっていたので試しにやってみようと思いチャレンジしてみました。
瓶を逆さまにして置いてたら、小さじ1杯くらいのオリーブオイルが集まりました。
その量は多すぎるのでとりあえず半分使用。
でも実際使ってみると、オイルの割にはマッサージ中は肌にツッパリ感があり、塗りながら鏡を見ると肌が薄くなったの?
って思うくらいシワシワに見えました。
しかも通常のクレンジングと比べるとファンデーションとの馴染みが悪く、結構臭いもきつい。
だから、オリーブオイルの場合、ゆっくりしっかりの丁寧なマッサージは必須です。
メイク落ちはまあ良かったと思います。
毛穴のファンデーション残りもほとんどないです。
ただ、すごくオイリーな感じで、ダブル洗顔用に固形洗顔石鹸を使いましたが、それで二回洗っても、少しベタつきを感じました。
その後の化粧水も肌に入っていく感じがあまりなく、肌が弾いている感触がしました。
だから、失敗したのかな?と思っていましたが、実は全然そんなことはなく、次の日は肌がモチモチとしてすごく調子良かったです。
やはり、オリーブオイルは肌への負担も少ないし自然のものなので、肌に良いのかなと思っています。
クレンジングを馴染ませるマッサージの仕方を工夫して、洗顔後のオイリー感さえ慣れたら、私の年齢には丁度良い使用感かなと思いました。
ただし、酸化したオリーブオイルでは逆に肌を痛めそうな気がしますので、出来るだけ保存状態の良いものがおすすめかもしれません。
<50代・HOPPIさん>

 

オリーブオイルクレンジングの口コミA

『オリーブオイルは万能です』

 

方法/
顔を濡らさない状態で、手にオリーブオイルを取り、顔にやさしくのばしていったあと、ティッシュで拭き取ります。

 

コメント/
クレンジングがなくなってしまったので、同じオイルで肌にも良いエキストラバージンオリーブオイルを使いました。
メイクを落とすには油分の含まれているものが良いと聞いていたので、口の中に入れるオリーブオイルなら安全性にも問題がないと思い、試してみました。
メイクの落ちはふつうのクレンジングとくらべて変わりはありません。
オリーブオイルは少しベタつき感はありますが、ティッシュで拭き取ったあとぬるま湯で洗い流し、洗顔フォームで洗うとしっとりします。
しっとり感はふつうのクレンジングより多いような気がしました。
わたしは乾燥肌なので良かったですが、油性肌の人には合わないかもしれません。乾燥肌やオリーブオイルの匂いの気にならない人にはおすすめできると思います。
<50歳代・りりこ>

 

オリーブオイルクレンジングの効果・やり方のまとめ

メイクを落とし、肌の保護や、肌をしっとりさせ乾燥を防ぐ効果もあるオリーブオイル。
食用のものでも基本的な特徴は同じですが、精製度の違いによりクレンジング剤としては非常に使いにくいものでした。

 

「それでも使ってみよう!」という方、最後にちょっとしたコツをご紹介します。

 

クレンジング時のコツ
  • オリーブオイルは意外と少なめ、500円玉より小さいくらい

 

 

  • エキストラヴァージンオイルではなく、香りの少ないピユアオリーブオイル(やや不純物が少ないとかんがえられる)にする
  • 水で洗い流す前に、ティッシュで拭き取る

 

正直、日常使いのメイク落としは、美容用のオリーブクレンジングオイルを使うべきだと思いました。

 

食用のオリーブオイルクレンジングはこのように、使いにくい面もありますが、メイク落としとして一応・・・使えますので、クレンジング切らしちゃったときの緊急時に使ってみるのもいいかもしれません。

 

当サイトではおすすめできる人気のクレンジングランキングも紹介していますので、よかったらメイク落とし選びの参考にしてみてくださいね。

 

おすすめクレンジングランキングはこちら


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